仏教芸術学会会員の皆様
日頃より仏教芸術学会の活動にご理解を賜り、誠にありがとうございます。
奈良国立博物館のご高配により、2月4日開幕の奈良国立博物館「毘沙門天」展の仏教芸術学会見学会を以下の要領で開催いたします。
日 時 令和2年3月3日(火)16:00~19:00
場 所 奈良国立博物館講堂および展覧会場
次 第 16:00~ 講堂にて受け付け開始
16:15~ あいさつ
16:20~ 講演「特別展 毘沙門天について」(講師:岩田茂樹上席研究員)
17:00~ 諸注意
17:10~ 見学会
19:00 解散
人数制限はございませんが、同伴者の方は原則お認めできませんので、なにとぞご了承下さい。
また、準備の都合のため、参加をご希望の際には学会事務局までメール( butsugei@gmail.com )にてお申込みください。
会員でない方はお受付できませんので、この機会にぜひご入会下さいますよう、お願いいたします。
(入会方法は、仏教芸術学会ウェブサイトをご覧ください。
http://www.butsugei.org/)
皆様のふるってのご参加をお待ちしております。
仏教芸術学会事務局
butsugei@gmail.com
このたび仏教芸術学会では、会誌『仏教芸術』第3号を刊行いたしました。
アジアを俯瞰した仏教芸術に関する最前線の研究をご投稿いただいた執筆者のみなさまに感謝申し上げます。
目次
「初唐ににおける法界仏像の「世界図」に関する一考察―敦煌莫高窟第三三二窟の法界仏像をめぐって―」 易 丹韻
「中国西陲における宋代仏教図像の一受容―高文進様「弥勒菩薩像」を中心に―」 橘堂 晃一
「観心寺如意輪観音像と敬愛法―観心寺の寺院構想と橘嘉智子の御願をめぐって―」 高橋 早紀子
「深沙大将の源流と日本での受容―平安後期までの動向―」 松岡 久美子
[研究ノート]
「岡寺本堂脇内陣の建地割板図について」 大林 潤・鈴木 智大

『仏教芸術』 第3号 令和元年(2019)9月30日発行
編集・発行:仏教芸術学会 製作:中央公論美術出版
一般頒布(3300円・税込)しています。下記サイトや、最寄りの書店、中央公論美術出版(03-5577-4797)でご注文下さい。バックナンバーもどうぞお求め下さい。
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・『仏教芸術』創刊号(2018年10月刊行)
「[創刊記念座談会]法隆寺金堂壁画をめぐって 壁画研究の現状と課題」
「大徳伝来五百羅漢図について」 米沢 玲
「岐阜市崇福寺所蔵「釈迦三尊十六羅漢図」について」 藤元 裕二
「貞和三年康俊作海雲寺釈迦如来坐像及び迦葉・阿難立像について」 大河内 智之
・『仏教芸術』第2号(2019年3月刊行)
「中国における初期仏塔の概念とその造形についての試論」 黄 盼
「十世紀の敦煌における仏画制作をめぐって」 田林 啓
「唐文化の受容と石位寺石仏」 竹下 繭子
「筑紫観世音寺本尊考」 松元 章徳
「平安時代末期の奈良仏師による新形式・新様式の形成過程と一一七〇年代の康慶・運慶」 佐々木 あすか
仏教芸術学会シンポジウム平城薬師寺をめぐるシンポジウム―「伽藍を移す」ことの意味を考える―2019年11月30日(土) 仏教芸術学会では、11月30日(土)に下記内容にて「平城薬師寺をめぐるシンポジウム―「伽藍を移す」ことの意味を考える―」を開催いたします。定員は200名で、10月10日(木)までは会員の皆様の参加申込みをお受け付けし、そののち、会員外の一般の方の参加申込みをお受付します。会員外の皆様におかれましては、よろしければこの機会にぜひ仏教芸術学会にご入会いただき、早めの参加申込みをお願いいたします。
参加をご希望される方は、学会事務局までメール(butsugei@gmail.com)もしくは往復葉書(〒560-8532豊中市待兼山町1-5 大阪大学文学研究科 日本・東洋美術史研究室内)にてお申し込みください。お名前、連絡先等のご記入をお願いいたします。
※会員の方は10月10日まで先行申し込み(それ以後も残席あれば可能)、会員外の方は10月11日から申込みお受け付け。
【趣旨】
白鳳時代、藤原京域において創建された薬師寺は、和銅 3 年(710)の平城遷都を境に現在の西ノ京の地に寺籍を移しました。平安時代に編まれた『薬師寺縁起』には、養老 2 年(718)のこととして「平城京に伽藍を移す」と記されます。そのことの意味をめぐっては、藤原京の本薬師寺の建物や本尊を移転したとする移建説と、建物も本尊も新たに建立したとする非移建説があり、明治時代以来、長らく論争が続いてきました。しかしながら、今なお解決にいたらず、平城薬師寺の伽藍造営については日本古代史上の大きな謎の一つとされています。
薬師寺では平成 21 年から、薬師寺創建期にさかのぼる建物として知られる東塔の解体修理が行われ、来たる令和 2 年に落慶法要を迎えようとしています。そして、この間、建築史学、考古学において多くの知見が得られてきました。また、平成 30 年に行われた金堂本尊、東院堂本尊の科学的調査においても新たな知見が得られています。
そこで、これらの最新の調査成果を踏まえ、建築史学、考古学、美術史学、そして文献史学の各分野から現在の研究状況について報告を行い、相互に情報共有するとともに、あらためて薬師寺の伽藍移転の意味について議論するため、下記のとおりシンポジウムを開催します。
もとより、このシンポジウムによって明治時代以来の論争に終止符が打たれるわけではありません。新たな令和の時代を迎えたことを機に、あらためて開かれた議論を展開するための礎としたいと思います。
1.テーマ:薬師寺建立をめぐるシンポジウム―「伽藍を移す」ことの意味を考える―
2.主 催:仏教芸術学会
3.共 催:基盤研究(A)3 次元計測に基づく人工知能による仏顔の様式研究、基盤研究(B)古代東アジアにおける建築技術体系・技術伝播の解明と日本建築の特質
4.協 力:公益財団法人石橋財団
5.日 時:2019 年 11 月 30 日(土)
6.会 場:奈良国立博物館講堂
7.参加者:仏教芸術学会会員・一般(最大 200 名)
8.プログラム:
13:00-13:10 開会あいさつ・趣旨説明
13:10-13:45 薬師寺東塔にみる建築様式の継承と革新 海野聡(東京大学)
13:45-14:20 本薬師寺と薬師寺―同笵瓦からの検討― 石田由紀子(奈良文化財研究所)
14:20-14:30 休憩
14:30-15:05 技法・金属組成・様式からみた薬師寺像と山田寺像 藤岡穣(大阪大学)
15:05-15:40 廃都後の飛鳥・藤原地域の伽藍と寺地 吉川真司(京都大学)
15:40-16:00 休憩
16:00-16:45 総合討論 司会:肥田路美(早稲田大学)・高橋照彦(大阪大学)
9.問い合わせ先
仏教芸術学会事務局
〒560-8532 大阪府豊中市待兼山町 1-5
大阪大学文学研究科 日本・東洋美術史研究室内
Email:butsugei@gmail.com
Tel:06-6850-5126
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開催要項(PDF)
仏教芸術学会会員の皆さまへ
日頃より学会の運営にご理解を賜り、ありがとうございます。学会発足から2年余りが経過し、運営委員会の発足からも8ヶ月が経ちました。『仏教芸術』も9月下旬には3号が刊行される予定です。
さて、運営委員会では、会員の直接的な交流の場を設け、学会の活性化をはかるべく、シンポジウム「平城薬師寺をめぐるシンポジウム―「伽藍を移す」ことの意味を考える―」の開催を計画いたしました。このほど開催要項ができましたのでご案内申し上げます。
開催要項(PDF) 開催要項(ブログ「仏教芸術学会ニュース) 参加をご希望される方は、学会事務局までメール(butsugei@gmail.com)もしくは往復葉書(〒560-8532豊中市待兼山町1-5 大阪大学文学研究科 日本・東洋美術史研究室内)にてお申し込みください。お名前、連絡先等のご記入をお願いいたします。学会員のほか、一般の参加も募集しますが、10月10日までは先行して学会員の参加希望を募ります。その後は一般の方もあわせ、先着順に200名までお申し込みを受け付けます。
なお、会員情報(特に会誌の送付先)が変更になった方は、9月末に3号を発送いたしますので、すみやかに事務局までお知らせください。会誌の送付にはヤマト運輸のサービスを利用するため、郵便局での転送手続きは反映されません。
2019年9月5日
仏教芸術学会事務局
学会誌4号(2020年2月刊行予定)の投稿論文(研究ノート・作品紹介を含む)募集についてお知らせいたします。
4号への掲載を希望される方は、下記まで原稿をお送りください。
中央公論美術出版『仏教芸術』担当者
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-10-1 IVYビル6F
電話:03‐5577-4797
『仏教芸術』は、随時会員からの投稿を受け付け、査読を行い、順次掲載していくことを原則としておりますが、第4号掲載の論文等については、編集スケジュールの関係から、締め切りを10月15日(火)消印有効とさせていただきます。
なお、投稿・採択数が多かった場合、掲載が第5号になることがあることをご承知おきください。
皆さまの奮っての投稿をお待ちしております
投稿の規定につきましては、学会の
HPをご参照ください。
なお、学会誌3号は現在、編集委員会によって編集作業が行われております。
刊行は2019年9月末頃を予定しておりますが、諸事によって前後する場合がありますので、ご承知おきください。
2019年度に発行される学会誌への論文投稿および送付は、会費を納入された会員のみとさせていただきます。
今年度の会費の納入締切は7月末日です。
恐れ入りますが、2019年度会費をお納めでない方は、お手元の振込み用紙をご使用いただくか、下記口座にお振込ください。
ゆうちょ銀行 〇一九(ゼロイチキユウ)店(019)
預金種目 当座
口座番号 0487482
口座名称 仏教芸術学会(ブッキョウゲイジュツガッカイ)