2020年度仏教芸術学会 研究発表会の開催について今年度は新型コロナウイルス感染拡大のため、多くの展覧会が中止になり、研究・教育活動にもさまざまな支障が生じております。仏教芸術学会でも、3月3日に予定していた奈良国立博物館「毘沙門天」展の見学会が中止となり、会員の皆さまにはご迷惑をおかけいたしました。さて、学会や研究会も多くが中止されましたが、少しずつオンラインでの開催が試みられるようになりました。そこ...
このたび仏教芸術学会では、会誌『仏教芸術』第5号を刊行いたしました。仏教芸術に関する最前線の研究をご投稿いただいた執筆者のみなさまに感謝申し上げます。目次「敦煌莫高窟第二八五窟西壁壁画に見られる星宿図像と石窟全体の構想について」檜山智美「仏工志斐公万呂の一事績」奥健夫「東寺講堂四天王像の像容と機能-空海による『陀羅尼集経』からの図様改変をめぐって」高橋早紀子「幻住派の観音像-絶際永中筆「白衣観音図...